こんな社員、思い当たりませんか
こうした腰の不調は、決して珍しいものではありません。しかし企業の立場から見ると、これは「個人の体調」の問題だけでは済まされません。腰痛による欠勤や集中力の低下、いわゆるプレゼンティーズム(出社していても十分にパフォーマンスを発揮できない状態)は、組織の生産性に静かに影響を与え続けているとされています。
「健康経営」という言葉を掲げても、日々の業務に追われる人事担当者や経営者にとって、何から手をつければよいのか分かりにくいというお悩みもよく耳にします。私たちラグスタ株式会社は、そうした課題に対して「まず、体の状態を正しく知ることから始める」というアプローチをご提案します。
なぜ今、腰痛に取り組むのか
腰痛は、厚生労働省の調査でも自覚症状の上位に挙げられる、非常に身近な不調です。デスクワーク中心の働き方が広がる中、「腰そのもの」に負担が集中しやすい姿勢や動作のクセを、多くの働く人が抱えているとされています。
ここで見落とされがちなのが、腰痛の原因は必ずしも「腰そのものの弱さ」ではないという点です。股関節や背中(胸椎)の硬さ、体を支える力といった、腰の”まわり”の動きに問題があることで、腰がその分を代償し、負担が積み重なっていくケースは少なくないとされています。
理学療法士監修「腰痛チェック」とは
そこでご紹介したいのが、理学療法士監修による「腰痛チェック」です。
このチェックは、床に寝転がるような動作を一切含まず、立ったまま・座ったままの3つの簡単な動きから、腰痛の背景にある体の特徴を確認できるよう設計されています。所要時間は約3分。特別な準備も器具も必要ありません。
チェックの内容は、大きく3つの視点から構成されています。
- かがむ動きのチェック(前屈テスト):股関節や太もも裏の柔軟性を確認します
- ひねる動きのチェック(胸椎回旋テスト):背中(胸椎)の動きやすさを確認します
- 片脚で支える力のチェック(片脚立位バランステスト):歩行時の安定性に関わるバランス機能を確認します
①かがむ動きのチェック(前屈テスト)


②ひねる動きのチェック(胸椎回旋テスト)


③片脚で支える力のチェック(片脚立位バランステスト)


それぞれのチェックには、「なぜこの動きが腰痛と関係するのか」という理学療法士の視点に基づいた解説が添えられており、結果は単純な「タイプ分け」ではなく、”最も負担がかかっている可能性のある部位”を特定する形で表示されます。あわせて、医療機関への受診が推奨されるサイン(レッドフラッグ)についても、結果画面の冒頭で必ず確認できるよう設計されており、安全面にも配慮した内容となっています。
チェック後にわかること
腰痛チェックの結果画面では、最もスコアが低かった項目を軸に、腰痛の背景にある体の特徴を特定してお伝えします。同時に、その項目に応じた改善のためのエクササイズも提案され、「何が原因かもしれないか」から「次に何をすればよいか」まで、一連の流れで確認できる設計になっています。
こうした仕組みにより、単に「痛みがある」という自覚だけで終わらせず、体の使い方そのものを見直すきっかけとして活用いただけます。
企業での活用イメージ
腰痛チェックは、健康経営の取り組みの第一歩として、以下のような場面での活用が考えられます。
- 健康診断や研修と組み合わせた、社員向けセルフチェック施策として
- デスクワーク中心の部署における、腰痛予防の啓発ツールとして
- 体の状態を”知ること”から始める、健康経営施策の入口として
特別な設備や場所を必要とせず、短時間で実施できる点も、企業での導入のしやすさにつながっています。
まとめ
腰痛は、個人の不調であると同時に、組織にとっても見過ごせない経営課題のひとつです。理学療法士監修の腰痛チェックは、その第一歩として、体の状態を正しく知るきっかけをお届けします。貴社の健康経営の取り組みに、体の状態を”知ること”から始める選択肢を加えてみませんか。
腰痛チェックの導入や、健康経営に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。
影石言光(ラグスタ株式会社)/理学療法士・作業管理士・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種